OUR PRODUCTS展(2025)/ FUTURE LIFE FACTORY

ch.03 2025年04月25日
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技術の進化はアイデアや知識の共有を一層円滑にし、協力者を見つけたり新たなつながりを築くことを容易にしています。このような状況の中、誰もが創造の一翼を担うことができる時代が到来しています。今後、メーカーとその周囲の人々との境界はますます曖昧になり、異なる領域から集まる多様な視点や才能が融合することで、より革新的で魅力的なモノづくりが実現される未来が期待されます。

同時に、私たちの生活の中で生じる課題やニーズも多様化しています。従来の「メーカーはモノを考え、作り、売る。ユーザーはそれを選び、買い、使う」という明確な役割分担は、大量生産と流通においては合理的でしたが、多様なニーズに応えるためには新たなアプローチが求められるのではないでしょうか。

このような背景のもと、FUTURE LIFE FACTORYでは、「作り手」や「使い手」との共創活動を通じて、新たなモノづくりの可能性を探求してきました。「作り手との共創」として、岡山県西粟倉村の木工、林業関係者とのコラボレーションを行い、木材を使って家電のパーツをカスタマイズする試みを行いました。「使い手との共創」として、視覚障がいのある方々へのヒアリングやワークショップを通じて、家電の操作を補助するアタッチメントを開発しました。

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