OUR PRODUCTS - 触覚チップ編(2025)/ FUTURE LIFE FACTORY

ch.03 2025年03月17日
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くらしの中のお困りごとは人によってさまざまで、一つの商品ですべての課題に対応することが難しい場合もあります。

しかし近年、3Dプリンターに代表される機材や加工サービスの進化によって、個人レベルでもモノづくりに参加できるようになりつつあります。またインターネットを通じて作るためのナレッジを共有したり、作るスキルを持った人と直接つながることもできるようになっています。

今回のトライアルでは、視覚障害をお持ちの方たちの意見を聞きながら、家電の操作部に貼り付けて使えるチップを制作しました。このチップを3Dプリント出力し家電に貼ることで、よく使うボタンの位置が手探りでもわかるようになります。データはCOCRE HUB (コクリハブ) を通じて公開され、寸法調整や、身近な協力者とつながることもできます。

このようにメーカーとユーザーが協力し、アタッチメントパーツで家電をカスタマイズするしくみができれば、より多くのニーズに応えられるようになるのではないでしょうか。

あなたは未来のモノづくりはどうなっていくと思いますか。

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