<レビュー>
本動画では、タイの首都バンコクで開催された「BOIフェア2011」におけるパナソニックパビリオンの様子を伝えています。BOI (Board of Investment) とは「タイ投資委員会」のことで、タイで事業を行おうとする海外企業の窓口となる政府機関。今回のBOIフェアは、2011年がタイ国王ご生誕84年(干支で7周り目の誕生日)にあたることを記念するとともに、タイ産業の可能性や競争力をアピールすることを目的として開催されました。
パナソニックの前身である松下電器産業は、1961年、このタイに戦後初となる海外製造会社を設立、2011年はその50周年にあたります。動画では当時の社屋の様子などもうかがえ、大変興味深い内容です。
昨年(2011年)の秋、大規模な洪水に見舞われたタイ。その影響で11月に開催される予定だった「BOIフェア」は今年の1月に延期されました。この動画はタイの人々がたくましく復興し、新たな一歩を踏み出している姿も私たちに見せてくれます。
<ここが注目>
海外からタイに進出している海外企業や国内有力企業のブースが立ち並ぶBOIフェア会場。パナソニックは、「Eco life that connects with the Earth」をテーマに、環境に配慮した建築素材「OSB」を使ったパビリオンで出展しました。
パビリオン内部は、地球環境の保護につながるエコで快適なライフスタイルを3つのゾーンで提案。最初の「History Zone」では、50年にわたるパナソニックとタイの暮らしとの関わりの歴史が映像で紹介されました。長く家庭で使われてきたであろう、昔の家電製品なども展示されています。
「Eco Life Zone」では、これからのエコで快適な暮らしを提案。家、オフィス、店、工場などを再現したコーナー展示で、最新の省エネ家電製品や環境技術、まるごとエナジーソリューションなどを紹介しました。
「Dream Creation Zone」では3DやIPTVなど最新のデジタルAV技術を紹介。5台のプラズマディスプレイを扇状に並べた世界遺産のパノラマ3D映像「DIVE into World Heritage」や、世界最大152v型の3Dプラズマディスプレイによるプレゼンテーションなどが人気を呼びました。
2011年秋に発生し、大きな被害をもたらした洪水。タイパナソニックグループの従業員が、地域の方々と一緒に寺院や小学校の復興を支援するボランティアを行いました。その活動の様子も紹介されています。