エピソードから知る経営者・松下幸之助 #1「人を育てる―ほめ方叱り方」

ch.07 2022年11月01日
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PHP理念経営研究センター 代表 渡邊 祐介(わたなべ・ゆうすけ)

松下幸之助はハンディキャップの多いリーダーだったと言えます。その最たるものとしてあるのは知識や教養でした。小学校4年生で中退し、商家の奉公人になるという望まざる選択をした幸之助にとって、のちに経営者として迫られたのは、自分より高い知識や教養、技術を知る部下たちの力をいかに引き出すかということでした。
そして、もう一つのハンディは、体が弱かったということ。これもまた、人に倍する体力でリーダーシップを取るようなことができません。だからこそ、いかに部下の心に火をつけて、仕事をしてもらうかに心を砕いたのです。「自然の理に従っただけ」ともいう幸之助が部下にどのような声掛けをしたのかを紹介し、上司としての力量を考えていきます。

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